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ハウスみかん


ハウスミカンの収穫が終わったらフィルムを撤去してハウス内に雨水を入れ、花芽分化促進のために樹を
寒さに当てます。新しい屋根フィルムは11月下旬から12月上旬に張ります。
12月上旬から加温を開始しますが、ハウス内の温度センサーとハウスの外に設置された雨センサーで
気温と降雨をモニターして、ハウス内の気温が設定値以上になると天窓が開き、
温度が設定値以下や降雨があると天窓が閉まります。天窓は屋根の谷部に付いていて、
巻き取り方式で開閉します。

暖房を開始してからしばらくの間は、発芽を助けるための潅水(かんすい)を度々します。
暖房開始から約2週間ほどで、ハウスミカンの木の枝の先よりつぼみが出てきました。
小さいつぼみは手で触るとすぐポロリと落ちます。

暖房開始から45日ほどで満開になります。
ハウスの中に入った途端、花の匂いがします。
果実の直径が1cm位になるとみかんの木になっている小さな実が木自体の性質上、
何割かは自然にポロリと落ちていく時期です。
落ちる実は色が黄色で見た目にもわかります。
ハウス内を周り、みかんに付いた花びらを見つけると落とします。

摘果作業 大きい実で、直径2センチほどになると
多すぎる実を落とし、木にかかる負担を少しでも軽くしてやります。
残したみかんの実の肥大を進めるために、摘果作業はかかせません。

ハウスみかんの直径が、3〜4センチ程度になった頃、普段は1週間から10日に一度の間隔でかけていた
水をストップし、水切りをします。
木にストレスを与えてみかんの糖度をあげる為に2週間ほど水切りをします。
日にちが長すぎると木が弱ってしまいますし、
短すぎると糖度が上がらないので、木の状態を見ながら決めます。

暖房開始から130日経つと、みかんの大きさは直径が5センチくらいです。
ハウスみかん全体に日光を当て、着色むらにならないためと、玉太りをよくする為の摘果作業や
みかんの重みで枝が折れないように吊るす作業は欠かせません。
樹上に引いている針金に紐を吊るし、その紐で枝を吊っていきます。
下枝に付いているみかんが地面に着かないように、吊ります。

ハウスみかんの大きさも5〜6センチになり、園地内の温度を下げていく時期になりました。
加温をあと数日後には止めますが、一気に温度を下げるのではなく、
みかんの木に急激な温度変化を与えない為に、少しずつ下げていくことになります。

みかんの色が黄色みがかり、みかんの糖度の度数を確認し、外側を覆っているビニールをはずします。
風通しをよくして、夜温を下げ、ハウスミカンの色付きが早めます。
ハウス内の空気は天の窓から抜けるように、窓は通常開けたままにして、強風や雨あしの早い時には
、閉めます。
園地のみかんの色が全体に黄色みがかってきました。木によって色づき方が違いますが、
緑色の濃いみかんはなくなりました。
今の時期は、水のやり過ぎにより、みかんの皮と実の間に隙間ができる浮き皮にならないように
気を付けます。

ハウス・ミカンの品質基準として、糖度12%以上、酸度0.7%〜1.0%、形・着色が良いことなどを決めて
いますが、ハウス・ミカンの10a当たり平均収量は5t前後です。

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